2021年6月以降のクレジット決済につきまして

緊急事態宣言の最中ではありますが、皆様健やかにお過ごしでいらっしゃいますでしょうか。

この度、会費のカード決済をご利用頂いております団員の一部の方々の、5月25日における決済が行われないという事態が発生致しました。

決済が行われなかったのは、JCBカード、アメリカンエクスプレスカード、ダイナーズカードで決済をされていた方々です。

この経緯に関してご説明いたします。

カード決済を利用されている団員の方より、3月25日に、会費の3,000円に手数料を上乗せして決済することは違法なのではないか、という問い合わせが当法人事務局にありました。それを受けて顧問弁護士に相談したところ、会費を振込などの手段で納める際に、手数料を別に負担して頂くことは、なんら法には抵触しないとのことでした。

その旨を、お問い合わせを頂いた団員の方には、副理事長の私、佐藤より3月27日にご説明いたしました。

その後、当法人がクレジットカード決済について契約している、ロボットペイメント社より連絡が入り、クレジットカード決済の約款では、手数料を別に取って決済してはならないとあり、この部分に反している為、手数料込みで3,000円にして下さいとのご指導を頂きました。

そこで、顧問弁護士と相談して、クレジットカード決済時の手数料を、寄付金として納めてもらい、会費を現金や、振込、口座振替にて納める方々と平等に納入する方向を探ることになり、4月28日にロボットペイメント社へ、この件をカード会社に確認して下さいという旨の連絡を入れました。

その後、ロボットペイメント社の担当者が、当法人へ3社のクレジットカード決済が出来ないことの事前連絡を怠り、5月25日のクレジットカード決済日に至ったため、正常に決済が行われないという事態となりました。

当法人としては、何が起きたか分からず、対応が遅れてしまったことをお詫び申し上げます。

決済日である5月25日に、ロボットペイメント社に未決済の状況を伝えると、翌26日に営業担当者から連絡があり、更にカード会社に寄付金対応が可能かの問い合わせをしていないことがわかりました。

ロボットペイメント社から当法人にお詫びがあり、また、同社より、5月25日に決済出来なかった団員の方々にも、5月31日に謝罪のメールが送られました。

遅ればせながらロボットペイメント社より、カード会社に手数料を寄付金扱い出来るかを確認してもらったところ、NPO法人であっても、現金の会費との差額がある場合は寄付金としても決済出来ない、という回答でした。

今後は、クレジットカード決済は3,000円とし、会費の3,000円に満たない差額は、全体の運営費よりまかない、3,000円の会費納入とさせて頂きます。

今回の事態に至り、皆さまに多大なご迷惑をかけ、また不安を与えてしまったことを心からお詫び申し上げます。

大変、申し訳ございませんでした。

【今後の対応】

(1) 過払い手数料について

毎月、会費に加算して121円をクレジットカード決済した全ての方々に、過去に遡り、原則活動現場にて現金でお返しします。

(2) 6月以降の決済について

クレジットカード決済の全ての方々に、3,000円の決済をさせて頂きます。ホームページからのクレジット申し込み案内も変更しました。

(3) 5月25日に決済されなかった方々の会費について

原則的に、6月25日以降、調整が完了次第、3,000円×2ヶ月分の、6,000円を引き落としさせて頂きます。

今後も、「みんなで笑顔で歌って元気になろう」の主旨のもと、地域住民が平等に、楽しく集え健全な交流を深めていけるように努めて参ります。

様々な面でのご協力、お力添えをお願い申し上げます。

コロナ感染の終息が訪れ、平常の生活を取り戻し、コンサートなどで再会出来る日を心待ちにしております。

令和3年6月2日

特定非営利活動法人音楽で日本の笑顔を
副理事長 佐藤史治